秋の寂しさ…
あの子達に初めて会ったのは春がもうすぐ訪れようとしていた3月の終わり…
初めは4~5人しかいなかった。
そこから1人増えまた1人増えと4年生の終わりには9人に、6年生を迎える頃には10人に…
いろいろとあった。初めての少年野球、更に入ってすぐに背番号コーチになり指導者という重い役職に。野球は自分自身やっていたが教えたことはないし人様のお子さんを預かるという責任。果たしてやれるのか不安がいっぱいあった。
いざやってみると子供達から見ればうるさいオヤジだったと思う。
が何度この子達に励まされたことだろう…
何度この子達と一緒にグランドに立って試合を楽しみたいと思っただろう…
5年生になってあまり見てあげれなくなった時に遠くから見ていてやはり側にいたいという気持ちが強くなった。6年生になった時にはまたコーチに入り最後の年を一緒に迎えれたことは本当に嬉しかった。

夏を前に、受験で1人先に退部をした…最後は会えなかったが挨拶に来た時はやはり胸にこみ上げるものがあった。
6年生が10人といえど決していい結果を残したわけではない。がこの子達と一緒に過ごした何年間は今までにない良い思い出になるだろう。

冬をいっぱい、いっぱい走った。
夏に合宿をして苦しい練習をいっぱいした。
春にシーズンを開幕し悔しさ、喜びを感じた。
秋にチームが本当のチームになってきた。
皆でずっとずっと乗り越えてきた。
やり続けたことを誇りにもってほしい…
悔しくて泣いたことを忘れないでほしい…
嬉しかったことをいつまでも覚えていてほしい…

今からながーくながーい人生の中で今、うるさいオヤジ達に言われながらも皆で頑張ったこの何年間を何かの糧にでもしてほしいと思う。

残りまだ試合は残ってるので悔いのないように一緒に走り続けよう‼

管理者(S) 返信数:0 更新日:2016/11/16 21:27 / 投稿日:2016/11/16 21:27
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